極上の女計画

2004年8月24日 恋愛
少し前のこと。
日本に帰国している最中、元彼に会った。

別れ方は、少し複雑だったけど、いわば喧嘩別れみたいな感じで。
向こうが一方的に連絡手段を絶ったから、
私も諦めて、そして渡米したのだけれど。
そいつが、去年の冬、いきなりメールをしてきた。
それから、結構頻繁にメールがきて、
でも、正直、私の気持ちは他に移っていたから、
うっとおしいだけ。
けれど、友達にこのことを話すと、
「きちんと決着つけたほうがいいって」
って言われる。だから、会うことにしたんだ。

久しぶりに会った彼は、ほんとに変わってなくて。
けれど、好きって気持ちはカケラもなかった。
彼は言った。
「キレイになったね。嬉しいよ」
って。
私は返した。
「あなたは何も変わってないね」

それから、暫くの間話して。
彼は、まだ私が彼のことを好きだと、勘違いしてる。
うちに帰ったあと、しつこくメールがきた。
「なんでそんなにつれないんだよー」
「忙しいなんて言わないでさ、また今度デートしようよー」
私は、言った。
「もうあなたに会う気はさらさらないから」
「変わってなくてがっかりしたよ」
返事は・・・・こなかった。
ほんとに変わってないね。
思えば、いつもそうだった。
都合が悪くなると、何も言わなくなったよね。

時間が経てば経つほど、
経験を積めば積むほど、
女は深くなっていくと思う。
たとえば、自分だったり、友達の話をきいてそう思う。
強い生きものだ。
私は変わっていってる。
やっぱり、前の恋愛を多少ひきずりはしているものの、
それを掘り返してどうこうしよう、って気持ちはない。
前は、嫌われるのを恐れていたから、
思っていること、うまく伝えられなかった。
今は違う。
たまにキツイ、って言われるけれど、
自分の気持ちを相手に伝える術を身に着けた。
優しさと優柔不断は違うから、
だから、ほんとのことを伝えるんだ。
ほんとの気持ちを素直に出せば、
相手に伝わるから。
素直な気持ちは、やっぱりキレイだと思うから。
極上の女計画、始動。

cry

2004年8月20日 恋愛
Could you cry a little
Lie just a little
Pretend that you’re feeling a little more pain
I gave now I ’m wanting
Something in return
So cry just a little for me

大好きなFaith Hillの歌う、CRYという歌の一部の引用です。

かつて、恋がだいすきだったころを、思い出す。

「君の願うこと、あたしも一緒に願うよ。」
「君がいないと、さみしくてたまらない。」
「君とずっと、一緒にいたいんだ。」


別れ方は、いつも同じパターン。
恋人にふられたことはない。
「君のために別れるんだよ」
「君のためを思って言っているの」

口ではいつもそう言う。
でも、ある日、それがすべて自分のためだって気づいた。
綺麗な言葉を使うのは、
自分がいつだって綺麗でありたいから。
自分を肯定したいから。
自分を否定されることが、怖いから。
ふられたことがないのは、
傷つくことを恐れているから。
だからいつも、自分からお別れをするの。
このことに気づいたある日、
あたしは、恋愛に夢を描くことをやめた。

だれか、おしえてください。
本当の恋が、いったいどんなものなのか。
問い続けて、探し続けて、
あたしはまだ、その答えが得られない。
世の中のひとは、簡単に「愛してる」っていう。
簡単に「君が好きだ」っていう。
「好き」もピンからキリまで。
本当の恋って、いったいなんなんですか。
自分のためじゃない恋って、どこにあるんですか。

あぁ、いつだってこんなに空は澄んでいるのに。
こんなに君の心がキレイなのに。
あたしは、雲のような君の心に、
真っ黒な泥を塗りたくっている。
そうやって、君まで汚していく。
傷つけてく。
どうしてだろう。心はこんなに真実を求めているのに。

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